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☆第9回えほん翻訳講座(全3回)を終えて☆

6月9日(日)、16日(日)、7月7日(日)の3日間、第9回えほん翻訳講座にご参加頂きましてありがとうございました。

英米文学翻訳家、三辺律子先生を講師に迎え、日本未翻訳の絵本1冊を3回の講座を通して訳すこの講座。9回目となる今回はレベッカ・エバンス作『ALONE LIKE ME』を訳しました。上海を舞台にしたお話で中国語まで登場し、訳しがいがありました。

三辺先生の「絵本の翻訳は音読をイメージする」「”絵”を大切にする」「主人公の年齢、視点を意識する」といった講義は示唆に富み、先生の気さくなお人柄から、今回もアットホームな講座になりました。テキストは事前に提出された参加者ひとりひとりの訳を束ねたもの。他の人のいろんな訳し方を読みつつ先生のアドバイスを受けることで、より理解が深まります。今回は最終日にみんなでタイトル『ALONE LIKE ME』の訳を出しあい、先生に講評をいただきました。「タイトルは編集者が決めることもある」という翻訳裏話もちらり。「毎年楽しみにしています!」というリピーターが増加中です。

アンケートの声を一部ご紹介します。〇参加者の質問一つひとつにていねいにお答えいただきとても勉強になりました。〇先生が気さくな方で楽しかったです。etc

三辺律子先生、ご参加下さった皆様、ありがとうございました。