☆6月1・15・29日(日)第10回えほん翻訳講座を終えて☆

第10回えほん翻訳講座、6月1日、15日、29日、全3回の日程を終了しました。
いたばし国際絵本翻訳大賞審査員の英米文学翻訳家、三辺律子先生を講師に迎え、日本未翻訳の絵本1冊を3回に分けて翻訳する講座です。今回は課題本に『WHO GOES THERE?』(KARMA WILSON/作・ANNA CURREY/絵)を使用し、15名の方が参加されました。
訳す人間が15人いれば15通りの訳し方があります。絵本の翻訳は「読み聞かせを前提に訳すこと」。この基本をおさえつつ、全員の訳文を尊重する三辺先生の講義は今回も大好評でした。初めての方も、年々習熟度を増すリピーターの方も、楽しく1ヶ月にわたる講座を終えることができました。

アンケートの声を一部紹介します。
○課題本が面白かったのと、15通りの訳が読めて勉強になりました。
○普段何気なく見ている本が、できあがる前にこれほどの労力があることを知りました。先生も皆の翻訳の意図をよくくみとってくださり、挑戦してよかったと思える企画でした。
○楽しく、すごく勉強になりました。はじめての翻訳でしたが、またやってみたいです。
ご参加下さった皆様、三辺律子先生、ありがとうございました。